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畳との上手なつきあい方
【畳が嫌うこと】
- ●足のある家具は畳を傷めます。
- 畳の上に、足のついたテーブルや椅子・テレビなどを直接おくと、どうしても畳が凹んでしまいます。これは、畳床(畳の芯の部分)はもちろん、畳表(表面のい草)にもよくないことです。特に畳表が擦り切れてしまうと、畳の裏返し(畳表の裏の部分を表にし、再度利用すること)ができなくなってしまうなど、経済的にももったいないことです。
アドバイス:どうしても足のある家具を置かなければならない場合、板やテーブル台などを挟んで置くと緩和されます。
- ●カーペットなどの重ね敷きは、ダニ・カビのもと
- 畳の上に、ジュウタンやカーペットの重ね敷きは、ダニ・カビのもとです。「畳の効用」でもご説明しているように、本来、畳は空気中の二酸化窒素を分解したり、湿度の調節をしてくれています。したがって、できるかぎり畳の上には、何も敷かず、そのままお使いすることをお勧めいたします。特に、ワンランク上の国産藺草を使った畳表を使用すると、香り・色合いともすばらしく安らぎを覚える空間をもたらしてくれます。畳の良し悪し参照
アドバイス:どうしても畳の上に、何か敷かなければならない場合は、こまめに敷物をあげ、掃除機をかけてください。天気のよい日には、掃除機をかけた後、少しの間、窓を開け新しい空気を入れてあげてください。
- ●直射日光は畳の老朽化を早めます。
- 直射日光は、畳表を急激に変色させます。ご存知の通り、畳は敷き立てのうちは青色で時間が経つにつれ、茶色く変色していきます。しかし、直射日光を当てますと、光があたった部分だけの変色・老朽化が急激に進み、色ムラができてしまいます。
一般的に畳の良さで知られているのは、敷きたての青畳ですが、本当の味わいがでてくるのは、時間が経つにつれ畳全体が徐々に均一な飴色(あめいろ)に変わっていく「焼け」と呼ばれる畳の姿です。特に高級畳表を使用すると、この色ムラがなく綺麗に「焼け」ます。
昔ながらの日本家屋では、軒先、縁側、障子があり、直射日光が畳まで届かない工夫が施されており、日本の生活様式にあった総合建築だと今更ながらに感心いたします。
アドバイス:できるだけ直射日光が当たるのを避け、日光があたる時間帯は、障子・カーテンなどを閉め畳に直射日光が当たらないよう工夫することをお勧めいたします。
- ●密閉した部屋は、カビ・ダニが発生しやすくなります。
- 「畳の効用」でもお話したとおり、畳は「吸放湿性」に優れております。しかし、部屋を長い間密閉状態にしておくと、畳の保水性の限界を超えてしまいます。微妙な湿度調整は、畳自体が行ってくれますが、限界を超えるとカビ・ダニが発生しやすくなってしまいます。
アドバイス:晴れた日には、窓を開け空気の入れ替えをしてください。なお、梅雨時などは、掃除機をかけても効果があります。掃除機は、畳の目に沿ってゆっくりかけると、畳表が傷つけにくくなります。除湿機をご利用いただいても結構です。
【畳が汚れたときの対処法】
畳は、呼吸をしているので、こまめに掃除をし、空気の入れ替えをしてください。醤油などをこぼした時は、できるだけ早く、拭き取るなどの対処をしてください。
- ●タバコなどの焼けコゲをつくったとき
- 透明のセロハンテープを貼ってコゲ穴を大きくしない様にする。
- ●畳にカビがはえてしまったとき
- カビが乾いているときは、掃除機で吸い取り、消毒用アルコールを布に浸みこませて拭き取る。カビが湿っているときは、こすり付けないように注意し、消毒用アルコールを布に浸みこませて拭き取ります。その後、風通しの良いところで乾燥させる。
- ●醤油をこぼしたとき
- こぼした上に小麦粉、ベビーパウダー等をふりかけ、粉末に吸い取らせ、掃除機で処理する。染み込まないうちに、できるだけ対処することが肝心です。
- ●家具の跡がついたとき
- 凹んだところに適度に霧吹きして、固く絞ったぬれタオルを当てアイロンをかける。
- ●畳表についている粉はなんですか。
- 畳を新しくしたときに、畳表の表面についている白い粉は、「い泥」といいます。藺草は、染土と呼ばれる粘土質の水溶液につけられます。これは、泥染めと呼ばれ、藺草の変色を防ぎ、藺草独特の色艶を生み、香りを引き出します。また、製織するときに藺草を傷などの痛みから守ります。畳を運ぶときにも、光や傷から守ります。
お使いになる前に、水で濡らしたタオルを固く絞って、タオルに汚れがつかなくなるまで、数回拭いてください。このとき、縁(へり)を一緒に拭かないようにご注意ください。
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