畳の上に、足のついたテーブルや机を直におくと、どうしても畳が凹んでしまいます。これは、畳床(畳の芯の部分)はもちろん、畳表(表面のい草)にもよくないことです。特に畳表が擦り切れてしまうと、畳の裏返し(畳表の裏の部分を表にし、再度利用すること)ができなくなってしまうなど、経済的にももったいないことです。 お客様から、板を敷いているのですが、和室の空間に合わないので何かよいものはないかと相談され、生まれた商品です。テーブル台は、芯の部分に硬質のウレタン素材を使用し、畳表を布製のテープで留めたものです。畳表は、直にテーブルの足をのせるため、傷みやすいので中国表を使用した手作りの製品です。使用目的が製作意図とは違うのですが、なかなかよいので花瓶敷きに使用している方もおられます。