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畳の効用
- ●みて(吸光性)
- 畳の部屋にいるとなぜだか落ち着く。日本人なら、常日頃感じていることです。
これは、人間の目に映る色彩の落ち着き感とともに、皮膚が感じる「光」と関係しています。人間の皮膚は呼吸していると同時に光も呼吸しています。そして人は、自分の皮膚の色に近い反射率の色を感じると安心できるという本能があります。畳の部屋の反射率は、日本人の皮膚とほぼ同じ。だからこそ、日本人にとって畳の部屋は安らぎを覚える空間なのです。
- ●さわって(吸放湿性)
- 畳が快適な理由のひとつとして、ソフトな弾力性と優れた「吸放湿性」があげられます。人が畳の部屋に寝た場合、一晩でかいた汗の3分の1は、畳が吸収してくれるといわれています。しかも、吸収するだけでなく、室内が乾燥すると、畳は室内を快適な条件に整えるために適度の水分を放出するという機能もあるのです。特に、昔からの「国産い草(畳表)」と「わら床」の組合わせは、よりその効果をもたらします。また、畳表に使われるい草は空気中の二酸化窒素を取り込み、分解するという効果もあります。畳の部屋が心地良いのは。畳のこんなやさしい働きのためです。
- ●聴いて(吸音性)
- 畳の部屋に入ると、衣擦れの音にもないとも言えない静寂さを感じます。これは、畳が持っている、吸音性と関係しています。部屋の中の余分な音を、畳はやさしく吸い込んでくれるのです。フローリングの部屋だと下の階に響くような音も和室だと気にならないというのは、畳が音を遮ってくれるからです。そして、遮音効果が私たちの心に安らぎをもたらしてくれるのです。
- ●香って(リラクゼーション性)
- 畳の部屋でリラックスできるのは、畳のかもしだす独特の匂いと関係しています。畳の香りとは、主にい草の香りです。このい草の香りには鎮静効果があり、まるで部屋の中で森林浴をしているのと同じような効果をもたらしてくれます。この心地よい香りで、私たちは、自然に呼吸が深くなり、心身ともにリラックスできるのです。
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