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タタミワールドでは畳工場の見学を受け付けております。お気軽にお申込みください。
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畳表を織る前に、選別機で長さを揃えます。通常、3尺刻みで抜き(選別し)ます。人によっては、1寸刻みで抜く方もおられます。
これは、藺草の長さにより、本間間(ほんけんま)、三六間(さぶろくま)、五八間(ごはちま)などの種類の畳表に製織されるためです。
抜き |
長さ |
一番抜 |
4尺3寸(130cm) |
二番抜 |
4尺 (121cm) |
三番抜 |
3尺7寸(112cm) |
四番抜 |
3尺4寸(103cm) |
五番抜 |
3尺1寸(94cm) |
織る前に、選別され1束になった藺草は、根の10cmくらいの部分を水に浸します。これは、まず、藺草の中で1番硬い根の部分に水を含ませ、効果的に癖をとるためです。次に、水から出し、15分間くらい余分な水分をきった後、藺草を5、6時間、加湿器に入れます。これは加湿することにより、藺草全体の癖を直し、織るときの藺切れ、止まり藺、並び藺、などの織傷の発生を防ぎ、畳表の沿面を綺麗にするためです。
加湿器がない時代は、手作業で1畳織る分の藺草に対し、根元3:中2:毛先1の割合で150cc〜180ccの水をムラなく与えたそうです。
加湿器から取り出された藺草は、変色や折れなどの傷があるものは、取り除かれます。
次に根元を切り揃えられます。
製織機に掛けられ、漸く畳表に織られます。
織り上がった畳表は、天日に表を10分、裏を5分程度干し、乾燥させます。天日干しした畳表は、熱気を含んでいるため、畳表を縦、熱気を取り除いてから、保管庫に入れられ出荷されるのを待ちます。保管は、畳表の含水率が11%くらいになるよう湿度を調節され、大切に保管されます。 |
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